バックパッカー第二弾!

そういやあ2月にキューバ、メキシコ、ジャマイカに行くことにした。もちろんメインはキューバ。今回は一人旅。
メキシコはトランジットのおまけ。時間あればテオティワカン行きたいけどね。


今回も貧乏旅行なので、民宿泊まりなんだけどキューバにはそういうのないらしい。
一般人のご家庭に宿泊させていただくことになるっぽい。何せ社会主義国なので色々と勝手が違う。
友達になった人のお家に泊まらせてもらう....とか駄目。下手すれば逮捕。
泊まって良いのは民宿として政府公認のお家のみ。もしくはホテル。
ホテル泊まっても良いんだけど、一人はつまらないし、いろんな人とコミュニケーションした方が自分のためになる。
スペイン語しか通じないから結構ビクビクです。一応3年間スペイン語は履修してますが....何せ酷い授業態度だったもので。


チェ・ゲバラカストロ、その同志たちがキューバを建国したのは約50年前で、歴史の浅い国。
一般論で「社会主義国」「テロ支援国家」などから「危ない国」との誤解を受けがちだけど、治安は非常に良く深夜の一人歩きも何ら不安なく楽しめる(らしい)。
人々もカリブ特有の陽気さと明るさを併せ持ち、多種多様の人種が混在する、世界有数の「人種差別のない国」なんだって。
社会主義凄いよ。金持ちからホームレスまで皆平等に教育、医療が無料で受けられる。大学まで全部無料。
識字率が99.8%もあり、芸術、医学のレベルは高いらしい。医者の数が多く、発展途上国に1万人ほど派遣している。


そんな素晴らしいことの一方で、ソ連崩壊後のアメリカの経済封鎖などによる物不足が深刻で、街には1959年の革命以前から走るアメ車が今も現役で、かつて財力をつぎ込んで建てられたみごとな建造物の数々とともに、「歴史が止まったかのような」哀しい魅力がある。
ベネズエラと中国相手の貿易でだんだん立ち直ってるらしいけどね。食物が配給制なのも異様に見えるだろうな。

キューバ
おれがココに決めた理由は、「革命の国」だから。
政情が不安定で混乱下にあったネパールではキューバ革命のヒーロー、チェ・ゲバラが大人気だった。
(良政を布いていた国王一家を国王弟が銃殺したと言われる。公式には皇太子が国王と言い争いになって乱射したのち自殺と発表されたが、皇太子は後頭部から撃ち抜かれていた上、国王弟の家族は全員無事、その後独裁政権に移行したことから謀殺だと言われている。)

やっぱあんなにカッコいい男気になる。
そして隣国ジャマイカアメリカに操られる民主主義国家だということもある。言い方悪いけどアメリカの植民地みたいなモノらしい。
二つのアクのある若い国の対比が面白そうじゃん。
それと世界中を旅した旅人が、キューバの人柄は最高だったと言っていたから。


そんなキューバ人の最高の笑顔を撮るために、新たな相棒(カメラ)を手に入れました。
POLALOID SLR680 と言います。よろしくお願いします。
ポラロイドってあれです。撮るとカメラの前から写真が現像されて出てくるアイツです。
感度が低くて青みのかった写真になるあれです。Buffalo'66みたいな色味になります。
このポラロイドは焼き増しするとサイズや色味が変わってしまうので、文字通り世界で一枚だけしかない写真が撮れる。
これで出会う人出会う人のポートレートを撮り、丸カンで束ねて1つの作品にしたいと思う。
裏にメッセージとか名前とか夢とか書いてもらえるか頼んでみよう。


にんげんの笑顔のポートレートはライフワークにしたいと思っていて、第一弾をキューバにしようかなあと。
もうデジ一では撮り始めてるんだけどね。自然な笑顔撮るのって難しいね。今度リュウ君教えてください。


なんかインド行く時より油断してる気がするなー。
そういう奴に限ってトラブルに巻き込まれるんだろうなー。
日本人山田歩が死んだら、宇宙葬か海に灰を撒いてくださいお願いします。
あ、間違っても衛星軌道上には乗せないでください。ちゃんと第3宇宙速度突破したいです。