名作連弾
監督 Jean-Luc Godard 1965 「Pierrot Le Fou(邦題:気狂いピエロ)」
監督 吉田喜重 1970 「煉獄エロイカ」
監督 Victor Fleming 1939 「Gone with the Wind(邦題:風と共に去りぬ)」
監督 Christopher Nolan 2000 「MEMENTO」
監督 Vincent Gallo 2003 「The Brown Bunny」
寝る時間を毎日少しづつ削って、観ちゃった。名作ばっか。
ヌーベルヴァーグ(映画界の“新しい波”の意)を代表する傑作である「気狂いピエロ」。
特徴を羅列。
淡くて美しい映像
ストーリーを語らない
セリフが簡潔(しかも気取っていて分かりにくいw)
展開が遅い
フランス語美しい
ゴダールの感性ダダ漏れ
詩人A.ランボーや絵画(ポスト印象派、印象派)を知っていると◎
OPのクレジット画面や映画中の人物の洋服など全てがお洒落。特にOPには惚れる
丁寧に映画を見ない人(大体のストーリーがわかればいいみたいな。)には全く不向き
細かなディテールや登場人物に注目すべし
イメージとしては凄く小さなストーリーを限界まで引き延ばしたような感じ。
Less is Moreで人物像や物語を魅力的に修飾している。繊細な味付けが上手く重なり合って濃すぎない。
OPのクレジット画面や映画中の人物の洋服など全てがお洒落。
ラストは予想出来る。ただ言い残すセリフが「映画史に残るラスト」と言わしめているんだと思う。あと青塗りの顔。
あと天才詩人アルチュール・ランボーの詩が最後を彩るのは素敵だと思った。
「また見つかった。何が。永遠が。海と溶け合う太陽だ」ってやつですね。
ゴダールの当時の奥さんのアンナ・カリーナ(はいぱー美人。超かわいい。やばい。)が主演。
まだ僕には超絶素晴らしい!傑作!みたいな感動はなかったけれど、ゴダールさん、すげえっす。
多分感性がまだゴダールに追いついてないんだ。また見るぞ。
余韻が長く続くなあ。またすぐに見たいとは思わないんだけど、長い目で見てMy Favoriteになる予感。
名作続きなので1作づつ紹介していきたいです。